『俺たちは操る人間の肉体のリミッターをカットできる。その最大能力をいつでも引き出せるのさ』 僕は地面に降りると、またベンチに座った。するとまた僕が戻ってきた。 「わかった。信じるよ」 僕がおかしくなったわけじゃない。 その安心感で僕は完全に落ち着きを取り戻した。