『あれ、おかしい』

と思うと同時に、僕の頭の中は今度は真っ暗になってきた。

『奈落…落ちる?』

それが僕が最後に考えたことだった。

そうだ。この瞬間、僕は奈落に落ちたのかもしれない。

永遠に続く奈落に・・・