意識狩り〜Consciousness Hunter〜



「もしかしたらガキの方も”意識狩り”なんじゃ…」

山木の言葉は一同をゾッとさせた。

「分裂の可能性もあるとのことかね?」

総監の問い掛けに峰川は悩みつつも答えた。

「いや、その可能性は低いでしょうね。小川武にはすぐに監視を付けましたが、彼には不審なところは今の所はありませんね」

一同はまた黙ってしまった。