クルミを食べた王子さま

どうしたのだろう

と考えていると

「私の森で、勝手にクルミを食べているのはお前さんかい?」

と、声が聞こえました。

振り返ると
小さなおばあさん魔女が立っています。

「魔女…!これは、あなたの森だったのですか?」

そう言うと、魔女は黙って睨んできます。

「あぁ!悪いことをしたと思っています。どうか、お許しください」