家を出るとするとお兄ちゃんが私を止めた 手にはバイクの鍵 「何?」 「優花が思うほど大学は暇」 へ? 「何急に・・・」 「せっかく乗せてってやろーと思ったのに」 いじわるそうな顔で私を見る 「乗せてって~!!」 私は半泣きでそう訴えた 「ほあ、乗せてってやるからちゃんと被れ」 そういって私の頭にヘルメットをのせる 私はバイクの後ろに乗った