【完】それでも君を愛してるんだ


「はぁ・・・」

ため息をつき家を出る

私は与田くんの彼女

なのに・・・

私は俯きながら歩く





ドンッと誰かにぶつかった音がして私は顔を上げた

「あ・・・」

「お、おはよう優花ちゃん」

「与田くん・・・」

「友達に家の場所聞いてきたんだけど・・・迷惑だった?」

「ううん、全然・・・」





あぁ、私作り笑いしてる

笑顔って・・・

どうやってするんだっけ?

私はそのまま与田くんと学校に向かった