「な、んでもないよ・・・」 「そ?じゃあ、行こうか」 その言葉に私は笑顔で返した 初めて来たラブホテルは、 何だか恥ずかしくて。 何だか悲しくて。 でも、それ以上に・・・ 嬉しい気持ちが大きい 部屋は広くて、 ドコを見てもピンクだった 話には聞いてたけど・・・ 私は顔を引き攣らせた 「・・・怖くなった?」 優しく問い掛けるお兄ちゃん 「ううん!そんなんじゃないよ」