「ここ私の家なの。ありがとう」 私はそういって自宅の門の前でとまった 「そっか。じゃあね」 「与田くん!ありがとう」 「全然平気だよ!ばいばい」 そういって少し遠めで私に手を振る 夕日が背を照らす 逆光で顔はあまり見えない でも、与田くんは私のコト本当に好きでいてくれてる ・・・んだと思う 自惚れかも分からないけどね 私はキィッと扉を開け家に入る まさか与田くんと話している姿を・・・ お兄ちゃんに見られてるなんて思いもせずに