「・・・してねーよ。」 「はっ!?マジ!? お前、男じゃねーだろ!!」 正輝さんは大袈裟に後ずさりをした 「男だよ。 だから、しないんだ」 真剣な、目。 私はお兄ちゃんの手を握った 「俺なら好きな女がいたらしたいって思うけどなー」 「俺はお前と違うの」 わかんねーなー、と正輝さんは眉をしかめた