でも創美の異変はそれ以外にもよく目につくようになった。 夜早く寝るようになったし、外出しなくなったし、痩せたし、クマが濃くなったし。 「最近調子悪いの。 そのうち落ち着くから。」 って笑って言うけど、正直俺は心配だった。 約束の3週間目が、とうとう明日に迫っていた。 「ただいまぁ。」 いつも通り大学から帰って靴を脱ぎながら言う。 ……………… あれ…? 創美? 「…創美?」 呼んでも返事が無い。