もういい。 俺に生きる理由なんて無い。 どうせ60億分の1なんだ。 俺が死んだからって、世界が変わる訳でも無い。 そう思って、大河にまたがる橋の上から急流を眺める。 覚悟はとっくに出来てる。 後は飛び込むだけ。 …… さようなら。 心の中で呟いて、足を上げた。 その時、 強い風が一瞬だけ吹いた。 「何してるんですか??」 「えっ!?」 驚いて振り向くと、そこには知らない女性がきょとんとして、大きな荷物を抱えて立っていた。 ヤバっ!!!!