「アン・・・
 イツキ、照れてたね」

「うん、仲間で同じ夢を
 持てるって素敵な事だね」

「今日は関係者の人が多くて
 メンバーと話せる機会は
 無さそうだね、残念・・
 
 さあ、私たちは私たちで
 盛り上がりましょう
  
 せっかくだし
 何か食べようよ
 お腹が空いてもう限界」

「そうだね、飲むより
 まずは、食べよう」

三人は立食を楽しみながら
会話も弾む。
 
あやめは、美味しい
デザートケーキを
二人に、勧めている。

「これ、おいしいよ」

「どれ?」

あやめは、瑠璃子の口に
一口のケーキを運んであげた後
続けて、杏の口にも同じように
運んであげる。

「ほんと、おいしいね
 もっと食べたい」

そのケーキの味が
とても気に入ってしまった三人
は、ケーキのほとんどをペロリ
と食べてしまうのだった。