「昼休みでいい?この前の裏庭にいるから。」 


寺崎くんの言葉にあたしが頷くと、 


「走るよ!」 


と言ったかと思うと、寺崎くんが走りだした。 


「え?!」 


慌てて追いかけるあたし。 


でも、すぐに追いついた。 


ゆっくり… 


走ってくれてるね。