「昨日…お昼休みに、蓑島くんが告白されてるところに、出くわしたの…」 


あたしは、なっちゃんにティッシュを渡す。 


「ありがと…そしたら…あたしのこと追いけてきたと思ったら…」 


ずずっ、と鼻をかむ。 


「『あのコと付き合うことにしたから、もう夏川さんのこと追いかけないから…安心してね。』って…」