*゚-*゚-



連れてかれたのは………



「神社……?」



つーか、寺?



あ、ここ、縁結びで有名な所だ。



確か2人でおみくじ引いて、2人とも大吉がでたら、永遠に、幸せになれるって……



ん?



縁結び……?



は、はぁーーー!?



な、ななな、なんで先輩と私が!?



つーか、先輩、なんでここに連れてきたのーー!!



いや、待てよ…?
もしやコレは、黄金の恋愛パターン!?



実は先輩は、私の事が好きで、この期に乗じて、告白!?



ぃやーん♪♪
琥珀。困っちゃうーー♪♪




………て、何してんの!!私……



「恥ずかしい…」

「なにが」


ぅおっ!!
聞こえてた!?



「いぇ……別になにも…オホホ」

「ま、いーや、どーでも。つか、おみくじ引いて?」

「あ、お金……」

「いらねー。ここ、俺ん家だし、一枚ぐれぇバレねぇよ。」



はぃ?



今、なんと?



「…ここの…息子さんなんですか…?」

「まぁね」



そーかー、じゃあ、実家(?)かぁ……とゆー事は……



「LIVE!?」

「LIVEですね。」



つーことは、先輩、メガネかけてるから……



将来、
ハゲメガネ!?



「ぶ」

「何、笑ってんだよ。」

「い、いぇ…別になにも……」



だって、そーぞーしたら、似合わないのなんのって……(笑)



「ま、んな事どーでもいーじゃん。さっさとおみくじ引け。」



だから何のために……



ま、いっか♪
タダで引けるし♪♪



そう思い、
おみくじを引いた。



「何番?」



「964です。」



「“苦しいか”……縁起もないのか、お前、」



ほっといてくれぇ………泣



「ほら、」

「ぁ、ど、どうも。」



先輩からおみくじをもらい、
紙を開く。



運勢は……………