ぽけーっと、していると……



「で?何?話はひと通り萱島に聞いたけど、アンタ、ポーカー激弱なんだっけ?」



「は、はぃ…」



ぅわー……



情けないな……



私……(┳◇┳)



「つーか、ポーカーって運じゃん!?それが激弱つーことは……」



ドキ……(-o-;)



「お前、運なし?」



がーん……(゜∇゜)



ぅーわー……



大正解だょ……この人……



「返す言葉もございません……」



「…ま、まずはアンタがどんだけ運がないか確かめてやるよ……」



「は!?」



そう言うと彼は私の手を取った。



「へ!?」



「萱島ともう一匹!」



一匹……ΣΣ(゜∇゜!!?



「一匹て……あたしか!?」



ユナが驚く。



「コイツ、借りるから!!」



はぃーーっっ!!??
ΣΣ(゜∀゜;ノ)ノ



「ちょ……困、るっ……」



手を引かれる。



先輩は足が長いから、私は足がもつれる。



ス、スタスタ歩くなーーっっっ



ユナとるいがボー然としている。



ですよねーー……



「お前、カバンは?」



振り返って聞いた先輩。



わ、私か!?



「も、持ってますけど………」



掴まれていない方の左手でカバンを持っている。



「先輩の方こそ……カバンは?」



先輩はカバンを持ってない。



「いらん。」



はぃ……?



「い、いらんて……?」



「サイフとケータイあるし。」



それだけでいいのか………?



それからは2人とも黙ったまま、歩いていた。