「そこまで言うなら……」 と、先輩のあまりにスッパリ発言は兄を安心させたようだ。 「ですが…」 と、先輩が付け加えた。 「少なくとも自分は、琥珀さんに好意を寄せていますがね。」 は…………??? ?マークいっぱい。 何? なんつった、 またも沈黙。 「ふ…」 「ざけんなぁぁぁっっ!!!!」 夜の暗闇に兄の悲痛なる叫びが響いた。