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「で、お前は琥珀の事情を聞いて、自分ん家に置いておこうと思った訳か……」


事の事情を兄に話す。



な~んか、先輩を見て、眉間にシワを寄せるお兄ちゃん。



先輩は先輩でしらっとした、涼しい顔をしてるし。



いや~な予感……



ーダンッ!!!



ビクッ



「結果論だ!!おめぇは琥珀を惑わした最低男だ!!」



ビッと、先輩を指差す。



ピクッと先輩の眉が動く。



しかも背後に黒いオーラをのせて……



ヒィィィイイイッッッッ!!!!



ΣΣΣΣ(ノ△T)



「随分な言いぐさですね。」



にっこりと笑う先輩。







「とにかく!琥珀はお前にはやらん!!」

「ちょ!お兄ちゃん!?変な事言わないでくれる!?私と先輩はそーゆー関係じゃない!!」


「いーや!わからん!男はみんなケダモノだ!」


「だからそーゆー関係じゃ……」


ない、と私が言い終わらない内に……



「お義兄さんが何を想像してるかはあえて言いませんが、僕は琥珀さんを手離すつもりはございません。」





は……………?




沈黙に包まれる。





先輩、何を言ってるの………?