ペットだなんて、言わないで



「猫……」


 そっと手を差し出すと、恐る恐るではあるが、指を舐めてくれる。


「にゃーん」


「ん~。カマボコならあるけど……食う?」


 袋から開けて見せると、なんとも目を輝かして、嬉しそうに尻尾をピンと立てている。


 大好物なのか?お腹が空いていたのか?



「ま、連れて行けないしこれで勘弁な」