「苗字で呼ぶのって、堅苦しいでしょ? もうそんな仲じゃないと思ったし…」 少し照れくさそうに笑う彼女が、とても可愛く見えた。 例えお昼ご飯の残り物が歯についていても……可愛く思えるかも。 「俺もメグちゃんって呼んでるし、それでいいよ?」 「本当? ありがとう」