「渉がお仕事終わる頃」 あぁ、いつもなら帰ってくる時間に、帰ってこなかったからスーパーに行ったわけか。 「怖くなかった? ……もう、一人で行かないでね」 「渉がいけないんだもん」 「そうだったね……ごめんね?」 ハルはソファーに座っていたが、俺はあえてそこに座らなかった。 床に座って、ハルより目線を低くしてあげていた。 これって相手に対して威圧感を与えないってどこかで習った気がしたんだ。