愛のない君に。


「大丈夫だよ。俺、なんもしないし」



そんなこと、言っても信用しないよな。


でも、こんな遅い時間に歩いて帰らせるわけには、
いかないしな。


「・・・・先生が、いいなら泊まらせていただきます?」


意外な、答えがかえってきた。