防衛要塞都市

2人が着いた時には、既に全員が指令室に集まっていた。


着ていたコートを書類のない机の上に置いた彼らが来たことを合図に、リー、セイル、ルイーズ、アマリリスが並ぶ。


その目先に立つのは、やはりと言うべきか、カシワギだ。


「皆さんお集まりですね。」


カシワギは全員を見て、頷いた。


「それでは、事の次第を説明します。」


カシワギの表情には、いつもの微笑みはなかった。