「殺し屋の話!この学校の近辺で出るらしいよ!」

「殺人犯なんて警察が捕まえるでしょ?
んなのいるわけないって」

「もーっ!夢がないねー!」

「夢?殺し屋って悪者じゃ…」

「くだらない」

「っ…」

私は再び窓の外を見た。

「もう!美月なんか知らない!」

たかが『殺し屋』てキャーキャー騒がないでよ。
世の中には殺人犯もいれば暗殺者だっていた。
殺し屋がいたっておかしくはない。

あなたの近くにも…
いるじゃないか。