夜11時。 夜道を歩いている絵美の後ろで足音を立てずに歩いた。 絵美の歩き方はフラフラしていて危ない。 まぁ…このまま事故にあえば私の仕事はなくなるけど。 寝不足なのだろうか。 いきなり絵美が振り返ってこっちに抱きついてきた。 好都合だ。 「っ…あっ…」 私は絵美の腹部を鋭利なもので刺した。