「ねぇ、今日カラオケ行かない?」 「カラオケ?二日前にも行ったじゃん。」 梨華は、カラオケ好きだ。 流行りの歌をかなり取り入れて、アニソンなんかも歌う。 上手いからいいけど。 僕は、そんな上手くない。 「んじゃあさぁ… 久しぶりにホテル行く?」 僕の腕に自分の腕を絡ませて、甘えた声で囁く。