「誰か…? ふっ…あははは。 クソ真面目な顔をして何を言うのかと思ったら……。 そんなつまらない事言うんだったら帰るよ。」 くっだらない。 僕の体を共存してる奴がいるだって? 今時、小学生でも信じない。 そんな冗談。 「待って!! 冗談で言ってるんじゃないよ。 本当に、あなたの他に…」 彼女の言ってる言葉を真剣に聞かず、僕は屋上を後にした。