永遠に愛を捧ぐ…。~最終章~

「やめて!!」


僕の体を離そうとする母さんの腕に力がこもる。


「花梨…愛してる」

「何…言ってるの、歩夢!!」


少し体を離して、母さんの唇を奪おうとした時だった。





パシンッ!!




母さんが僕の頬を、ひっぱたいた。


その瞬間だった。


体の力全部が抜けて、そこで僕は意識を失ってしまったんだ。