永遠に愛を捧ぐ…。~最終章~



逢えば求めてくる梨華に対して、少し嫌悪感が湧く…。


僕は、おかしいのだろうか。


彼女の下着姿とか、それを一枚一枚脱がしていく事に対して強い欲情がない。


ただ、こうやって梨華を鳴かせて、激しく攻めたてて…いかせる。


「何か、今日の歩夢いつもと違う。
何て言うか、激し過ぎ?」


僕の腕まくらされた梨華が、興奮からまだ覚めない様な、潤んだ目で僕を見た。

「そんな事ないよ。力入り過ぎたのかな。ごめん…辛かった?」


梨華の柔らかな髪を撫でる。


「ううん。大丈夫。」


僕の手を取って、自分の唇に当てた。