アタシとアイツ


そんな黒い気持ちで…

いつも、ハナの話をかわしていた。

キーンコーン


「あ」

気付けば、今はもう授業が始まる13時40分のチャイム。

カーンコーン

アタシを急かすように、鳴り続けるチャイム。