「あ…もう、5時間目終わりじゃん?」 「本当だ。アタシ、初サボりだ…」 「オレもー」 アタシ達は、同時に立ち上がった。 「ハァー…今日って木曜?」 「そだね」 「あと、もう1時間あるしー。」 「今日、アンネ部活?」 「うん。でも今日は行かない。」 「何、入ってんの?」 「女バス」 「あー。そんな感じ」 リョースケはなぜか納得する。