アタシとアイツ



アタシはさっきリョースケが書いた紙の表を見せる。


「あぁーっ!!」

リョースケは叫んだ。

「おぎゃあーっ!!」

同じようにアサヒも泣き叫ぶ。


「おお、ごめんごめん」

リョースケは慣れない手つきでアサヒをあやす。


「アタシがだっこするよ?」

アタシはそんなリョースケに笑いをこらえつつ、手を差しのべる。

「あ、さんきゅ」

リョースケは焦りつつもアタシにアサヒをわたす。