アタシとアイツ


気付いたら好きになってた。


今では…

大好きに。


…こんな事言ったら、リョースケ襲ってきそうだから言うの止めよ。


「オレは…中1ん時の夏…たまたま通りかかった体育館で見た、バスケをしてるアンネにホレた」
「…よく、そーゆー事言えるね」


アタシは赤くなった顔を隠すように、片手で顔をおおった。