跳ねた水が冷たくて


春が来ないことにはしょうがないのに


悔しくて泣いた
ある朝



髪を乾かしてみたくて


ドライヤー片手に鏡をみたんだ


あなたの声
聞こえた気がした


優しくされたら
寄りかかってはいけない


ひとり戦ってると
私の肩にさわる


気に入らないのと
すれ違い様にみつめかえす
あなたの感情はきつい





世界がそんな風に寒々しくなってから

何日も何日も


今日は丸で
明日は三角
本当はΧ
それとも罰?





欲を捨てたら
争いがなくなるかな


人間辞めますか
…NO


諦めたら
次が欲しくなる
あたりまえの感情


戦いは終わりそうにない


考え出したらキリがない

何日も何日も


今日は味方
明日も味方
本当は敵?
もう嫌になる





雨が降ってあなたは


私に差し出した傘をおいて

どこまで走ったのだろう



私は空を見上げて
あなたを今日も思い出してしまいます