『ふーん。
 イイ返事来るといいな。』


ヴーヴー。
またメールが来た。

リョウか?

ディスプレイを見た俺は、
ビックリしてケータイを落としそうになった。

マイからだった。

さっきの返事かな・・・。

『さっきは、本当にビックリした。
 返事なんだけど・・・。』

そこからしばらくスペースが
あいていた。


『こちらこそ、お願いします☆』


「よっしゃぁ~~~!!」

あ・・・。
授業中だって事忘れてた・・・。


「相田・・・。
 なにがよっしゃぁ~なんだ??」

「彼女でも出来たんじゃない?」


リョウ・・・。
余計なこと言うんじゃねぇよ。


「へぇ。
 じゃあ、お祝いにこれから2週間
 居残り勉強な★」

「マジデェ~~~!!」


俺の雄叫びは、廊下じゅうに
響いたのであった・・・。