「確かに、マイ・・・。
 そいつの名前はマイって言うんだけど
 そいつとは仲がいいよ。
 でも、浮気なんてしたことない。
 俺は、アカリだけ。」

「じゃあ、なんでマイってゆうコと
 町なんか行くの!?」

「それは・・・。」

「答えてよ!!」

「俺たちもう少しで付き合って
 5ヶ月たつじゃん?
 だから、俺女の子の欲しいものって
 わかんないから、一番女の子の中で
 仲がいいマイに一緒に買いに行って
 もらった。
 
 それが、これ。」

サトシは、ポケットから指輪を取り出した。

「これって・・・。」
「ペアリング。
 ほら、俺のはこれ。」

そう言ってサトシは、左手の
薬指を見せてくれた。


「・・・。サトシィ~。
 ごめんね。あたし勘違いしてたんだ・・・。」

「いいよ。
 勘違いさせた俺も悪いし。
 不安にさせてごめんな?」

「でもさ。」
「どした??」

「なんで、あたしがサトシの教室
 行ったときサトシ顔赤くしてたの!?」