「なんなのそれ。
 ひどすぎ。」
「別に。
 本当のこと言っただけじゃん。
 そんなんだから友達できないんだよ。」

「かっこいいとか思ったあたしが
 馬鹿だったのかもね!!」
「俺がかっこいいのは当たり前だし。」

「チッ。」

ガラガラ・・・
バタン。


あーあ、出て行っちゃった。
まぁ、いっか。


「ソウタ超かっこいい!!」
「惚れちゃうかも!!」

「ダーメ。
 ソウタはこれからもずーっと
 アカリのもの!!」

「まあ。そうだよね。」
「アカリちゃんに勝てないし。」


なんか、意味わかんないけど、
スッキリしたからいっか。


そして、次の日からは1日も
マリナが学校にくることは
なかった。