「もう、真っ暗だね…」 「一日終わんの早いな!」 気づけば、夜になっていた。 「ま、とりあえず、花火やろうよ!」 「だね♪」 それからあたしたちは花火を楽しんだ。 「ハルカ…そろそろ言ったら…?」 あたしは、ハルカにこっそり言った。 「……うん。」 頑張って! あたしは心の中でそう思った。 「ねぇ…リョウ…。」 「なに~?」 リョウはサトシと話していた。 「ハルカがね、大事な話があるって…」