「ない…ね…」 「だから、言ったのに…」 結局、お店に花火は売っていなかった。 「どうしよう…」 サトシはなにかを思ったのか、歩きはじめた。 「まだ、一軒目じゃん!お店なんていっぱいあるしょ!」 「サトシ~」 それから、あたしたちはたくさんのお店をまわった。