「あ、そうそう。
 事務所には、もう話つけて
 おいたから。」


「「「え~~~~!?」」」


「なに、おまえら、そんなに
 旅行がいやなのか。」


はい。そうです。

なんて、誰も言えるわけが
なく、旅行は強制決定された
のであった。


旅行まで、あと1日。


「ねぇ、サトシ~!!」

「ん~?
 どした~。」


アカリに呼ばれた。


「旅行に持ってく服いいのないから、
 一緒に買いにいかない?
 アイミの服も買いたいし・・・。」


なんだ、
そんなことかよ。


「いいよ~。
 じゃあ、俺も久しぶりに服でも
 買おっかな。」


基本、俺はそんなに服買う人
じゃないから。