病院には、サトシが迎えに
来てくれた。


「みんな、誕生日会の準備
 忙しそうだったから、
 俺だけ迎えにきちゃった!!」

「あはは。
 別に、そんなに大事にしなくても
 いいのにね。」

「まぁ。
 みんなうれしいんじゃねぇの?」

「そうなのかな?」


口では、そう言ってたけど、
あたしはうれしかった。

たぶん、あたしだけじゃない
と思う。

サトシだって、きっと
そう。


「よし!
 着いた~。」

「久々のわが家だぁ~」

「アイミちゃーん。
 ここが、アイミちゃんのおうち
 でちゅよー。」


サトシ・・・。

キャラ変わっちゃった・・・。


「サトシ・・・。」

「ん?」

「お願いだから、普通にして・・・。」