あたしたちは、そのまま
お昼寝をした。


夕方・・・。


あたしは、おなかが痛くて
起きた。


「いったぁ・・・。」

「・・・。
 アカリ?どうした?」

「サトシ・・・。」

「おい!!
 大丈夫か!?」

「お腹痛いかも・・・。」

「マジで・・・。病院行く?」

「うん・・・。」


あたしは、ソウタと一緒に
タクシーに乗って、病院に
行った。


「すいません!!
 相田アカリですけど!!
 いきなり、お腹痛がって・・・。」

「こちらに来てください。」


あせってるサトシとはちがって、
看護婦さんは、落ち着いている。



「うーん・・・。
 あと、もう少ししたら、
 分娩室に行きましょう。」

「お願いします・・・。」

「痛いよぉ・・・。」

「大丈夫じゃ、ないよな・・・。」


ガラガラ・・・。


「「アカリ。」」

「アイちゃん、コウタくん。」