ふぅと一仕事やり終わったようなヴィオはオデコの汗を右腕で拭き取り、とろけた顔をしていたが、突然倒れたマリアに驚き『わぁあ!!マリア!大丈夫ですか!!!』とマリアの肩を掴みぶんぶん振り回していた。



振り回わすのをやめたヴィオはマリアの身体をそっと抱き、魂の抜けたようなアホ面のマリアを見つめた。



『ごめんなさい・・・ご馳走様でした。』



ヴィオはニッコリ笑うとマリアを抱き上げ、ベッドに寝かせるのだった。