あたしの血を吸いなさい!




「真夜中に何一人で騒いでんだマリアァァアアア!!!」



マリアよりも五月蝿い声で怒鳴ったのは母親のマリネだった。



「あいやごめん・・・夢でヴァンパイアが白馬に乗って"闇のお城で、僕と握手"って言われたもんだからつい興奮しちゃって」


テヘッと舌を出し謝るマリア。


「キモい!!!」

-バコッ



「ァグハッ!!!」


シュー・・と煙りだつマリアの頭頂部。



怒りの鉄槌を浴びせたマリネは「早く寝なさい!」を捨て台詞に部屋を出ていった。




_