「...しつこいようだけど、好きなんでしょ?」 私は顔を赤くして 首を縦に振る 遠藤が好き 貴彦君に触れられた頭より 遠藤に触れられた指先のほうに意識しちゃう いつも、喧嘩みたいに話してたけど 本当は、あの会話は嫌じゃなかった