そして自分で考えた事に少しだが、確信を得る。
「…ふぅーん。
歩いて進んだ、ねぇ…。」
「…あら、何かご不満でも?」
「いーや。
でも…今ので、分かった事がある。」
そう呟くと、アリスはびっくりしてアタシの顔を見た。
そしてすごい勢いで肩を掴まれた。
「何…!
何!?分かった事って!」
「うおぉ!?アリスっそんなに興奮しないでよ!」
危うく飛ばされかけて、何とかバランスを取る。
「ご…ごめん。
で、なんだって?」
アリスはすぐにアタシの肩から手を離した。
「ふぅ…ビックリした。
アタシ達、歩いて道を進んだよね?そんでアリスはそのまま前へ、アタシは後ろへ。」
「…そう、ね。」
アタシは手を使い、そのまま説明を続けた。
「実はね…不安で、ちょっと戸惑った後に走って元の道を戻ったの。
分かれ道に戻った時も、ボーっと考えたりして…そしたら攻撃食らわされたり、ね。」
「…?それが、どうかしたの?」
「だからー!歩くスピード!
アタシ…剣士と黒の歩く歩調は違うでしょ?
何もない、迷路みたいに入り組んでるけど真っ直ぐな道…。アタシが走って戻った時間は、正確じゃないけど、辿り着いた時の半分ぐらいだった。そんでその先でアリスと出会た。
って事は、別れた所は半分ぐらいの場所だったんだよ!ね!?」
「…ふぅーん。
歩いて進んだ、ねぇ…。」
「…あら、何かご不満でも?」
「いーや。
でも…今ので、分かった事がある。」
そう呟くと、アリスはびっくりしてアタシの顔を見た。
そしてすごい勢いで肩を掴まれた。
「何…!
何!?分かった事って!」
「うおぉ!?アリスっそんなに興奮しないでよ!」
危うく飛ばされかけて、何とかバランスを取る。
「ご…ごめん。
で、なんだって?」
アリスはすぐにアタシの肩から手を離した。
「ふぅ…ビックリした。
アタシ達、歩いて道を進んだよね?そんでアリスはそのまま前へ、アタシは後ろへ。」
「…そう、ね。」
アタシは手を使い、そのまま説明を続けた。
「実はね…不安で、ちょっと戸惑った後に走って元の道を戻ったの。
分かれ道に戻った時も、ボーっと考えたりして…そしたら攻撃食らわされたり、ね。」
「…?それが、どうかしたの?」
「だからー!歩くスピード!
アタシ…剣士と黒の歩く歩調は違うでしょ?
何もない、迷路みたいに入り組んでるけど真っ直ぐな道…。アタシが走って戻った時間は、正確じゃないけど、辿り着いた時の半分ぐらいだった。そんでその先でアリスと出会た。
って事は、別れた所は半分ぐらいの場所だったんだよ!ね!?」


