作り終わった後は服が泥ですごく汚れてしまってお母さんに怒られちゃったけど全然罪悪感みたいなのが生まれなかった。





「なんでこんなに汚したの?!」
「藍ちゃんと遊んでたの」
「藍ちゃん?」
「うんっ!優しくていろんな事教えてくれるの」
「友里亜にも友達ができたのね、安心したわ」





内気な性格過ぎて友達が出来なかった私を心配していたらしいのか安堵の表情で頭を撫でながら「仲良くするのよ」って言われた。





「友里亜ー、これ一緒に見よう♪」
「なになに?」
「赤ずきんちゃんだよ」






次の日藍は絵本を持ってきていて、私は初めて見る絵本だったので目が輝かしていた。







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