委員会活動が始まって 後夜祭のプログラム作りや 有志バンドを募集したり… ほとんど 三年生が主役みたいなもので アタシたち一年生は 雑務ばかりだった。 それでも 愛里といると楽しくて 時間が過ぎるのは あっという間だった。 もっと一緒にいたい。 早く会いたい。 そんな想いを抱いて 一人眠る夜が増えていったのを アタシはまだ 自覚していなかった。