その気持ちに気づいたのは 学校祭の準備が始まってから。 係りは同じになれなかったけど 委員は一緒だと 愛里ははしゃいでいた。 アタシはあまり 気持ちを表情に出すのが 苦手だから はしゃぐ愛里を ただ笑って見てることしか できなかった。 本当はすごく 嬉しかったんだよ。