部屋に戻り
窓を開けると

もうほとんど
沈んでしまった太陽が
残り少ない光を
目一杯くれた。


綺麗だね、と笑いながら
川口とキスをした。



そしてそのまま
私たちは初めて
心…
そして体も


一つになった。



川口がこんなに
私の近くにいる。


そう思うだけで
嬉しくて涙が溢れた。